代表挨拶

国産品の良さを広げたい

株式会社マルヤ製作所のホームページをご覧頂きありがとうございます。

曲物(まげもの)の歴史はすし桶等の箍物(たがもの)より、古くは弥生時代からあったとされています。
2000年もの間、日本人が作り続けてきた曲物ですが、現在では職人が激減してしまい、国内でも数えるほどになってしまいました。

さらに最近では地元檜材の流通量の減少により、弊社でも奈良の曲輪材と合わせて使用することもあります。
今後、製品の質を保つために時代に合わせてさらなる試行錯誤を重ねていく必要もあると感じております。

当社では長年、業務用の道具としての曲物を作り続けてきました。
製材所からの檜材から、削り、曲げ、製品に至るまで一貫生産できることが最大の強みであると自負しています。

前述のように、材料確保の課題や、職人が減少していく中でも伝統的な技術を絶やさないよう、自社独自の製法でより良い製品を作り続けていくこと、そして檜の素晴らしさを製品を通して伝えていくこと、それが自分にできることだと思っています。

私達は曲物に携わる者として、これからも道具としての曲物を作り続けます。

代表取締役 安江賢輔

会社概要

社名株式会社 マルヤ製作所
住所〒508-0351
岐阜県中津川市付知町11002-3
電話番号0573-82-3699
FAX番号0573-82-2386
代表取締役安江 賢輔
資本金500万円
従業員10名
取引銀行岐阜信用金庫 付知支店
業務委託主に業務用中華セイロ、和セイロ等を中心とした曲物製造業
販売先主に業務用取扱商社

沿革

  • 1953年9月1日

    曽祖父 安江米市が、手割曲輪の製造を開始

  • 1970年9月20日

    初代 安江憲一が、中華セイロ・和セイロ・ウラコシ等の製造を開始

    終戦直後、初代は「刷毛(はけ)」を作る職人さんでした。
    初代は東京で修業を重ね、そこでせいろの制作技術を習得し、やがて付知に戻ってせいろの制作を始めました。

  • 1970年2月20日

    機械での量産体制の基礎を作る

    丸太からの手割曲輪造りから製材した桧板を利用し、機械での量産体制の基礎を作りました。

  • 1994年6月

    2代目 安江重彦が現在の工場を建設

    せいろの制作に特化。
    手仕事で始めた小さな工場は、やがて2度の工場増築するなど順調に会社を発展させながらも、ひたむきに「せいろ一筋」で事業を進めました。

  • 2006年6月14日

    資材置場増設

  • 2007年5月21日

    会社名を『株式会社 マルヤ製作所』に変更

  • 2010年6月

    3代目 安江賢輔が代表取締役に就任

    せいろのなどの曲げ物製品は、古くから伝わる特殊な技術と、職人の技が生かされています。
    曲げ物製品は、ほとんどの工程が手作業で作られています。そのため材料の良さや職人の技術で製品が左右されます。
    初代が習得し伝承してくれた、昔ながらのせいろ造りの技術をしっかり守りながら、新たな製法・技術を研究開発することで、より良い品物を皆様にお届けしたいと考えています。

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